OpenSSH開発者のDamien Miller氏は、musl libcを使っておりPAMが無効なLinux環境では、直ちに PasswordAuthentication=no を設定するかSSHを停止するよう呼びかけた。脆弱性はglibc系・PAM利用システム・非Linuxには存在しないが、Alpine Linuxや一部の組み込み機器が影響下に置かれる。
OpenSSH 10.6p2の暫定回避は、sshd側の修正で根本原因自体はOpenSSHの外にあるとされる。Alpine Linuxプロジェクトは3.16以降すべてのリリースにバックポートを提供する予定であり、edge向けの修正済みパッケージは10.6_p2-r0となっている。
企業側では、コンテナベースのAlpineイメージはsshdを起動していなければ影響外だが、跳跃ホストやネットワークアプライアンス、tiny-cloudイメージなどのようにsshdが公開されているケースは危険性が高い。更新後のsshd再起動、および当面はパスワード認証の無効化を必ず実施すべきである。