Postgresは記録系、ClickHouseは分析系に強く、両者の間を埋めるのはCDC、メッセージブローカ、スキーマ変更耐性、重複排除など、製品価値に直接つながらない配管である。EnterpriseDBのMax Romanenko氏はAltinity買収の狙いを、この配管自体をなくすことと位置づける。
現在の共有レイヤはApache Icebergであり、Postgres/WarehousePG/ClickHouseが同じテーブルを読み、相互にクエリできる段階に到達している。次の設計は1つのカタログ、1つのガバナンスモデル、PostgresとClickHouseを跨ぐ単一のソブリン制御平面であり、エージェント実行時にデータレイヤでポリシーを強制する方向である。
Kubernetes上のClickHouse運用にはAltinity OperatorとStable Buildsの知見が使える。CloudNativePGを含むPostgres側の知見と1社で共有され、BYOC・オンプレ・エアギャップ・フルマネージドを横断できるという点で、規制対応やデータ主権が厳しい企業に刺さる内容である。